こんにちは!
トレーニングは順調ですか?
好きなトレーニングをして、自分がやりたいものだけをするのも楽しいですよね!
じつはトレーニングには原理原則というものがあります。
こういうふうに進めないと正しく効果が出ませんよというルールみたいなものです。
今日はそのルールをご紹介します。
トレーニングの原理は3つあります。
原則は5つです。
ではみていきましょう!!
トレーニングの3原理
1.過負荷の原理
日常生活以上の負荷をカラダに与えなければ、トレーニングの効果は現れません。
これを「過負荷の原理(オーバーロード)」といいます。
また、トレーニングをいつも同じ負荷で行っていては、カラダが刺激になれてしまうため効果が現れにくくなります。
日頃から運動量が多く、階段の上り下りを繰り返す仕事をしている人は、どんどん痩せていくでしょうか。
じっさいは、そんなことはありません。
すでにその刺激に慣れてしまっているため、カラダは変わりません。
カラダに変化を出すためには、つねに負荷を高めていくことが必要です。
2.可逆性の原理
トレーニングを行って高めた体力や筋量も、トレーニングを止めてしまえば元のレベルに戻ってしまいます。
これを「可逆性の原理」といいます。
体力や体型を維持するためには、トレーニングを継続していく必要があるのです。
3.特異性の原理
トレーニングはやり方によって効果が変わります。
これを「特異性の原則」といいます。
筋力を高めたいのに筋持久力を高めるやり方をしていては、求める成果は現れません。
どんな目的であれ、目的に合った正しいやり方を行う必要があります
トレーニングの原則
1.漸進性の原則
筋肉を増やしていくためには、同じ負荷でずっと続けるのではなく、徐々に負荷を高めていくことが必要です。
これを「漸進性(ぜんしんせい)の原則」といいます。
負荷は急激に高めてはいけません。
急激に筋力が向上するかといえば、そんなことはありません。
むしろ筋肉や関節を痛めたり、効果が減少してしまう原因になります。
少しずつ負荷を増やしていくことが、トレーニング効果を引き出すための重要なポイントです。
2.全面性の原則
筋トレをするうえで、鍛えたい場所や好きな部位、好きなエクササイズがあるはずです。
しかし偏ったトレーニングメニューは、ボディバランスの崩れやケガの原因につながる場合もあります。
これは見た目だけではなく、競技スポーツのパフォーマンスにおいても同じです。
動作中は、実際に動いている部分以外でも姿勢を保ち、カラダを安定させるため、無意識的に力を発揮している部分が存在します。
気になる部分だけでなく全体的にトレーニングを行うことで、気になる部分のトレーニング効果も高まるのです。
このことを「全面性の原則」といいます。
これは筋力だけに限ったことではなくいろいろなトレーニングを行い、持久力や柔軟性などほかの能力も伸ばすようにすることが重要です。
3.意識性の原則
そのトレーニングがどんな意味を持っているか。
このことを理解すると、トレーニング効果が高まります。
それを行うことでどんな能力が向上するのか、どこが鍛えられるのかしっかり理解したうえで取り組んだ方が、効果は現れやすいのです。
たとえば、筋トレで鍛える筋肉を意識することも「意識性の原則」のひとつ。
なぜそのトレーニングを行うのかをしっかり意識し、メニューの組み立てやトレーニングを実施しましょう。
4.個別性の原則
カラダは個人によって別物であり、性別・年齢・身体組成・体力など、すべてが同じという人は誰1人いません。
トレーニングの内容も皆同じではないのです。
目的もあわせて個人に合ったトレーニングや負荷設定を行わなくては、効率よく効果は現れません。
これを「個別性の原則」といいます。
たとえばトッププロアスリートが行っているトレーニングだからといって、すべての人に効果があるわけではないのです。
5.反復性の原則
トレーニング効果を出すためには、どんなに優れたトレーニングでも数回やっただけで効果は現れません。
反復して継続することで、はじめて効果が現れるのです。
これを「反復性の原則」といいます。
負荷を高めながらトレーニングを継続していくことで、効果が高まっていくのです。
まとめ
いかがだっったでしょうか?
これらはすぐに思い出せなくてもいいですが、頭の片隅に入れておきましょう。
なんとなくで大丈夫です。
これを知っていてトレーニングするのと、知らないでトレーニングするのとでは雲泥の差があります。
みなさんぜひ覚えてみましょう!
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